坐骨神経痛

「坐骨神経」とは身体の中で最も太い神経だそうです。腰椎の下から仙骨にかけての脊椎骨を通り、お尻から太ももの後ろ、膝、ふくらはぎ、足の先と足全体を覆ってる末梢神経だそうです。

「坐骨神経痛」とは、呼んで字のごとくその坐骨神経のとおっている範囲（お尻、太もも、ふくらはぎ、足先）が「痛む」ものです。「痛み」は人それぞれでいろんな痛み方があるようです。

坐骨神経痛の原因の多くは腰椎の曲がりと骨盤の歪みによる神経圧迫だそうです。あとは椎間板ヘルニアだそうです。椎間板ヘルニアの場合もヘルニアが神経を圧迫しておこります。
（ようは、首絞められて酸欠状態になっているのと同じです。神経が圧迫されて正常な伝達が出来ていないのです。長時間の正座で脚がしびれるのも同じ理由でしょうか？？）
ヘルニアは右や左に偏ってはみ出ることが多く片側の神経を強く圧迫するため、どちらか側に強く痛みが出ることが多いそうです。

僕の場合も最初は「なんか右足おかしいなぁ？しびれるなぁ。。」位でした。それが立ち上がったり、座ったりさえままならず、超年寄りのようなスローな動きしか出来ません。お風呂なんかで温めるとナンボかマシでしたが、夜は激痛で眠れんし最悪でしたね。

彫刻刀で「グリグリ～ッ！！」という様にえぐられっぱなしみたいな痛みが永遠。。

病院での診断もキツかったです。
仰向けに寝た状態でセンセが片方ずつ脚を上げさせます（ラセグーテストというらしいです）。膝を伸ばした状態で天井に向かってキーックみたいな。。しかし、それどころじゃぁありません。30～45度くらいの角度でもう結構痛いわけです。「先生、痛いです。。」ちゅうのに構わず「ぐいぃーっ」。。まだ上げるかぁ！！
痛いっちゅうねんっ！！。。こんな感じでした。

「坐骨神経ブロック」というような治療法もあるそうです。まぁ、何の病気もそうでしょうが自覚症状があったら、あんまり我慢するのではなく早めに病院で診察、治療することをお薦めします。下手にほっておくと麻痺が残ったりしますよ。